印象に残る名刺

名刺を作ろう!となった時、どうせせっかく作って人に配るのだから
印象に残るものがいい。

そう思いませんか?

世の中にはいろんな名刺があります。

アクリル板で作られたもの、木の紙で作られたもの、バナナの繊維で作られたものなど
様々で、どれもこれも人とは違って渡した時に印象に残るよう工夫されています。

そんな中でも私が今まで見た中でこーーーれはすごい!!と思ったものを今回紹介します。

目次

名刺に○○○が埋め込まれてる!

前職で私が勤めていた会社の社長様は現在70歳半ば

バブル全盛期に街中でクラブを経営するところから始まり、
観光地のホテルに従業員を派遣してコンパニオン会社を設立、
そして、会席の2次会会場となるラウンジ、カラオケ、スナックから
〆めのラーメン屋まで、館内の娯楽施設をどんどん自分のものにしていき、
大きなお金が動く部分をしっかり握ったという敏腕社長様((((;´・ω・`)))ガクガク

そんな彼女の名刺にはなんと!

ルーペが埋め込まれていたのです!

失礼ながらダサイ!

自慢げに出されて絶句し、苦笑いでそう思ったのですが、
なぜこれを作ったのかを聞いたらその社長の凄さをよけい知ることになり、
逆に怖くなっ…あ、いえ。。なんでもないです。

えー、はい、ルーペというのは、こんな感じのものです。
(実際のデザインはもう少しおしゃれでした)

https://www.3scom.com/retirement_gift/11928.html

それにこだわった理由

彼女の営業先は地元でも名の通った老舗の会社で割と規模は大きめなところばかり

その経営者に共通するのは

・年配の男性が多く、毎朝、規則正しく新聞を読むところから1日が始まる
・そしてそんな彼らは新聞の字の小ささに虫眼鏡を使っていた

気づきましたか?もうこの時点で恐ろしいですが

「朝起きて最初に行動するときに私の名刺を使って新聞を心地よく読んでくださいね」
「毎朝私を思い出してくださいね」
「忘年会や業者会など、宴会をするときは私の会社をぜひ使ってくださいね」

ということです。なんとも戦略的。

ただ、名刺の反応は良く、

・置き場所や探す時間に困らない
・財布に入れておけば外でもすぐ取り出して使える
・他の経営者の目が引ける自慢できる

そんなところから気が利くね、助かっているよとのこと

ここまで考えて名刺を作る人っているのでしょうか?

相当計算されていると感じました

弱小者の私はその計算高さに震え上がってしまいましたが、商売とはこういうもの

人の役に立ち、自分のやりたい方向へ持っていく

そういうことなのでしょうね…

おっと、脱線失礼しました。

いくらかかるのかは未知の領域

これまでいろんな名刺をいただいてきましたが、おしゃれだなというものは
たくさんありました。

ただ、生活に溶け込む様なもの、意識をしっかり掴むものを見たのはこの社長の名刺だけでした。

では私が名刺を頼まれた際、これを作ってはどうかと提案するかといえば
しないとは思います、作り込んだらきっとすごい…お高いと思うので…

しかしアイデアは素晴らしいので予算に見合う範囲で何か工夫して
渡した時に「おっ!」と思わせるものができればいいなと思っています。

まとめ

名刺を作るにあたって自分が気に入ったデザインのものを作るのも悪くはないですが、
やはり

誰に渡すのか?
誰に見てもらいたいのか?
どういう印象を持ってもらいたくて
どういう行動をとってほしいのか

この辺りをきちんと考えたデザインができればいいなと思います。

それではまた次の記事でお会いしましょう!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Webデザイン、Web制作、サムネ・バナーを作成しています。プログラミング学習→出産→デザインへ転向→サムネ作成→バナー→Webデザイン→WordPressで制作も。現在は子育てしながらアクロバティックに仕事をしております。

目次