事故案件【Shopify編】

みんな大好き(?)ココナラで起こった
恐怖の事故案件(厳密には事故案件になるであろう依頼を回避した話)
について書いていこうと思います。

成功例は山ほど目にするかと思うのですが
失敗例はなかなかみんな口にしたくないもの。

ですが失敗例は案外、成功例よりも学びが多いので
よーく読んで今後の皆さんのお仕事に生かしていただけたら嬉しく思います。

ではでは野次馬の皆様(こら!)物語の始まり始まり!

目次

依頼は直接ではなく公開案件だった

ココナラでECサイトを作りたいという依頼があった。

直接DMで相談されたわけではなく、公開依頼という形で、誰にでも目に留まるよう募集をかけられたものだった。

後にその意味が少し怖くも感じるのだけど、それは読み進めていくうちにわかっていく話なのであえて、ここでは伏せておきます。

内容はこうだった。

現在楽天市場で商品の販売をしており、事業規模拡大に伴い、自社のECサイトを立ち上げたいと思います。

これを見るに構築は何でもよかった。

ただ、私のイメージとしては事業拡大ということだから結構な売り上げがあるに違いない。

そうなれば、BASEよりShopifyの方が向いているんじゃなかろうか。

私としてはデザインするくらいで構築はベテランではないけれど、この仕事をするようになって、知り合いにShopifyを得意とする人が何人かできた。

相談できる環境ではある。

よし、応募してみよう!

応募してみた

依頼内容から選択肢がいくつかあること、それが、現状ではお客様にShopifyがいいと予想されること、私ができること、難しいことがあってもまだ対応できる陣が背後にあることなど書いて送ってみた。

すると数日経って、たくさんの応募の中から5名選ばせていただきました。と連絡が来て
打ち合わせをしたいとなった。

しかし、その返信内容の中に不安な点が。

販売するものがパ◯ソニックやソ◯ーなどの大手の電化製品だという。

これは転売と言われないのか?販売代理店ではあるのだけど、Shopifyだとそれを突っ込まれて問題になることはないのか?という内容だった。

「わからない…」

そもそも私の知っているECサイトは中国などから仕入れた服や靴、雑貨などを販売している、もしくは自社製品を売っている。。。

正直にお客さんにははっきりした解答が出せないが、Shopifyに問い合わせてみるとして、一旦保留にした。

同時にShopifyが得意な人にも相談

何件も会社でShopifyを担当しているという知り合いにも相談してみた。

するとその方も「どうだろう…」となりやはりShopify側へ問い合わせてくれた。

運営からの回答は簡単にいうと

法律に違反するかどうかはこちらではなんとも言えません

というような内容だった。

困ってしまった。

私には手に負えないと判断したため、辞退するとお客さんに伝えた。

しかし、先に相談したShopifyを会社でやっているという知り合いがなんとか力になれないだろうか、

話を聞きたいと申し出てくれた。

先方に担当が変わることを伝え、打ち合わせには同席することを約束し

案件についてもう少し話を進めていくことになった。

Zoomの打ち合わせは2,3回あった

とにかくお金のことは言わないけど、いいものを作りたい

楽天から引き継いだ商品は全て入力(登録)して欲しい

法律に引っかかるようであれば責任は自分たちは取らないのでそこの部分をきちんとしてほしい

このあたりが大きな条件だった。

厳しい条件の中、私たちが提案したのは

「30万で商品を数件登録してShopifyでECを作る」だった。

何度も丁寧に対応してくれてありがとうというメッセージと共に、他社と検討してまた合否の連絡をします。と一旦途切れた。

結果は不採用

数日して不採用のメールが来た。

協力してくれた方には骨折り損で申し訳なかったのですが、

お客様の要望からすると厳しかったからこれでよかったよと言ってくれた。(生き神様が現れた)

ただ、気になったのはその案件はどこの誰がどんな条件で受けたのか。だ。

先方に、差し支えなければ採用者さんがどんな方だったか、決め手など聞かせていただければ幸いです、今後の参考にさせてくださいとメールを送ってみた。

ここからが恐怖の内容

制作会社は50万だったかそれ以上の金額を提示してきたそう。
そして、法律に引っかかるかどうかは現時点では回答できない。と答えたそう。
▶︎不採用

私たちのところは30万
法律に引っかかるかは不明だけど数点出して様子見。注意がくるようなら取り下げて別の方法を探す。
▶︎不採用

Shopifyで構築、商品も全て登録、法律に関しても責任を負う
込み込み5万円
▶︎採用

ゾッとした。。
その後はわからないけれど、考えれば考えるほど色々と怖すぎて
採用にならなかったことに安堵した。

駆け出しなのか、実績が欲しいのか…にしても危険すぎる。

そして、先方もこの人にしようとしたのはなぜなのか…

ん?公開依頼にした理由も元々こうなることを狙っていたのではなかろうか…

もしそうだとしたら余計に寒気がしてきた。稲川淳二を思い出す(なんでやねん)

最後に。。。

ココナラというシステムが、ある程度守ってくれるだろうけど

頼む方もいろんな人がいて、今回はどうかはわからないけれど

悪質な業者もいる。

うまくルールを掻い潜って自分が特になるように動く人たちもいる。

あまり悪いことは考えたくないですが、自分の身は自分である程度守っていきたいものです。

ではでは残暑厳しい夏のひと時を涼しくお過ごしくださいませ。

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この記事を書いた人

Webデザイン、Web制作、サムネ・バナーを作成しています。プログラミング学習→出産→デザインへ転向→サムネ作成→バナー→Webデザイン→WordPressで制作も。現在は子育てしながらアクロバティックに仕事をしております。

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