ふと、私の過去について話したくなったので
思うままに書いていこうと思う
今回はフリーランス家族の話
実は私の祖母は小さな町の商店を営んでいた。
今は姉がそのお店をぶっ壊して駐車場にした挙句出家したから
祖母は色んな意味で生きがいを地味に失ってる。。。
それはさておき、私の祖母は以前長い間、今でいうフリーランスだった
私は卵にもなってなかったので聞いた話なのだけど、
曽祖母もフリーランスだったそう。
祖母は嫁いだ家で姑がやっていたお店を受け継いで
小さな町の商店をやることになり
わけもわからず成り行きでそう言うものになったらしい。
時代だから仕方ない。
祖母は悪くない。選択肢もない。
祖母は一日中ずっと家の隣にあるお店にいて
近くにはいてくれたけれど
一緒にどこかへ出掛けてくれたなんて思い出は
一つもない。
だけど、その時はいつも近くにいてくれるだけで幸せだった
もっと一緒に出かけたかったなんてことは思わなかったから
それはそれで良かったのかもしれない
今はそう思わないけれど。。。
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姉が生まれる年に祖父は他界した
大黒柱は祖父に代わって父になったようだけどまだバブル真っ盛り
今は苦しいけれど、昔は日本の電機メーカーのトップと言われるほどの
大手の会社に勤めていた父
何を血迷ったのか平成元年に
プラモデルを作るのがすきだった
そんな仕事を自分でしたい
そう言って機械系エンジニアというフリーランスになってしまった
頭だいぶイっちゃってる。。。脳までバブルだったんだろうな。。。
後に部品のカタログを
エロ本を見るかのようにニヤニヤデレデレしながら
めくっている父を見て奴は生粋の変態だと確信したのだけど。。。
とはいえ、そんな父に育ててもらったので
感謝はしてもしきれない、、、というのはここだけの話にしておいてください。。。
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父がフリーランスになって数年でバブルが崩壊した
大きな不安が我が家を襲い、
父は受けた仕事に必死に向き合い
寝る時間も
ご飯を食べる時間も
家族との団欒も
全て犠牲にして
仕事に集中した
おかげて私は鼻歌を歌うだけで音痴だと怒られたし(音痴関係ないのに)
どこへも連れってもらえないし
母もイライラしてるし
家族で楽しいことなんて特になかった
とりあえず人間はよくわかんないから
カブトムシ捕まえて一緒に遊んでたな。。。
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